2022.2.19(土)〜6.19(日) 国立科学博物館(東京上野公園)にて開催中の特別展『宝石』。
その見どころを、私の感想とともにお伝えします。
今回の宝石展は、宝石が好きな人・鉱物が好きな人・ジュエリーが好きな人にも楽しめるような展示になっていました。
原石と美しい宝石をセット展示
宝石の原石と、それをカットして磨かれた美しい宝石。並べてみることができるのは興味深いですね。
巨大宝石も展示
それぞれの宝石種としては最大クラスの宝石が並んでいます!
あまりにも大きくて、本物ではないと思われた方も多かったとか。
勿論本物のジャンボストーンです。センターの宝石は20,000ctです。4Kgです!
大き過ぎて、ジュエリーとしては身に着けることは出来ません。
身に付けられる宝石の条件として、
1.美しいこと 2.耐久性があること 3.適度な大きさが挙げられます。
つまり、「巨大宝石」は「原石を磨いた鉱物」ということになりますね。
眺めているだけで楽しい気分になるので、お部屋にひとつ置いておきたい!と思いませんか?
なんと!高さ2.5mの巨大アメシストも展示
特別なルビー
そして、特別展『宝石』だからこそ、
滅多に見ることの出来ない特別な宝石も目の前で見ることができます!
こちらは6ctのピジョンブラッドのルビー。
実は4億円(!)とも言われている滅多に見ることが出来ない特別な品質のものです。
ルビーの最も美しい色ピジョンブラッド、価値を知って見るとまた特別です。
この機会にぜひご覧いただきたいルビーです。
サファイア・産地ごとに見比べられる贅沢
見事なほどに美しいサファイア3点です。こちらもお見逃しなく!
見比べると、産地によって色が違うこともよく分かります。
トルコ石:色の違いを見比べられる展示が魅力
産地によって色の違いが分かりやすかった展示がもう一つこちらのトルコ石
好みの色を探すのも楽しいですね。
今回1番のワクワクした展示がこちら!
365石の宝石を使用した24の色相環!
明度の濃いものから淡いもの、本当に見事でした。
ぜひ行って『地球がうみだしたキセキ』を実際にご覧になってみてくださいね。